インディアンジュエリー「ジョンソン・ヤジー作 　スリーライン・コンチョ」トップ

■2007年、ナバホの作者の工房にて購入した「コンテンポラリー(現代風)作品」です。彼は現代的なモチーフと先史時代のモチーフの両方をブレンドしたデザインで、革新的なジュエリー作家として欧米で高く評価されています。このペンダントトップは“コンチョ(円)”で『宇宙(全て)』を、“3つのライン”はナバホの伝統的なモチーフである『雨、流れる水=命』であり、彼独自のインスピレーションで『現在・過去・未来』を表しています。意味は「メディスンホイール」と同じインディアンの思想で、“万物には命が宿り、全ては循環し輪となり、宇宙のグレートスピリットへと繋がる”【豆知識】●ジョンソン・ヤジー1946年生まれ。14歳のとき、ナバホジュエリーギルドの講師「ドゥーリーD.ショーティ」から銀細工を学び大きな影響を受けました。間もなく第二次世界大戦が始まり従軍、帰国後カリフォルニア大学バークレー校、コロラド大学ボルダー校で現代美術を学び、1981年「サンタフェ・インディアンマーケットショー」で優勝し、一躍有名になりました。古代シンボルや、真珠、オパール、恐竜の骨など珍しい材料を多く使うジョンソンはあるインタビューでこう答えています。「私はナバホの伝統を引き継いでいます。私のデザインや使用する石は通常のインディアンジュエリーより変わった種類があります。私の作品は伝統的なナバホのシンボルと先祖の物語の拡張です。」また、1978年にジョンソンの最初のギャラリーショーを開催したシカゴの美術商「マーサ・ストゥルーバー」は彼の作品について次のように述べています。「彼が作るジュエリーは、他のアーティストとは異なり、常に劇的で、珍しい色や石、様々な形をオリジナルの構図に並べることで、独特のスタイルを生み出しました。その背景にあるのは先史時代の遺跡を何回と訪れ、古代の人々が描く独特のシンボルから多くのインスピレーションを得ていることです。美術商として30年以上の私のキャリアの中で、ヤジーは他のアーティストには無い、明確なオリジナリティを持ち進化し続ける作品を創り出します。」■サイズなど／縦約(バチカン含む)36㎜、最大幅約22㎜、厚さ約4.5㎜。バチカン内寸約9㎜×6㎜。作者ホールマーク、STERLING 刻印アリ。※未使用